海洋・港湾施設で使用される防食方法は電気防食法および皮膜防食法です。
電気防食法では、主にアルミニウム(Al)合金陽極が使用されますが、現在Al合金陽極は水中溶接にて取り付けられています。
水中溶接工法は取り付けられる鋼矢板や鋼管杭に 急熱・急冷により強度低下を誘発することが確認され水中溶接に代わる安全で安心な取付手段として『磁気吸着装置』が開発されました。
この『磁気吸着装置』を用いてAl合金陽極を取り付ける方法が『磁気吸着工法』です。
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日本海中部地震で破断した秋田港大浜地区-10m岸壁 | 釧路沖地震で破断した釧路港漁港区域南側-7.5m岸壁 |
大規模地震で破断した鋼矢板岸壁 |
磁気吸着装置とは |
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・強力な磁力のネオジム磁石を海中で自壊せずに長 期間安定した昨日を持続させられるように、亜鉛 陽極を用いた電気防食を施したものが『磁気吸着 装置』です。 | ||
磁気吸着工法のメリット |
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・水中溶接工法は取り付けられる鋼矢板や鋼管杭に 急熱・急冷により強度低下を誘発するが、『磁気 吸着工法』は溶接 やボルト締結等など物理的な 加工を施さないので、鋼矢板や鋼管杭に強度低下 を誘発させることがありません。 ・『磁気吸着装置』で吸着させる簡易な施工方法な ので、作業時間が1/3に短縮できます。 ・水中に電力を持ち込まないので、ダイバーが電撃 を受ける心配が無く安心です。 ・『磁気吸着工法』は取りはずすことも出来るので Al合金陽極の残存量の測定も簡単です。 ・『磁気吸着装置』は再利用が可能なので、Al合金 陽極の更新時には新しく購入する必要がありませ ん。 |
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磁気吸着装置を取り付けた半球型陽極 |
・半球型Al合金陽極だけでなく従来型Al合金陽極でも施工可能です。
・陽極の重量に合わせて磁気吸着装置の型式をお選びいただけます。
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